豆德屋のこだわり
大豆-soy
豆腐に使う大豆は100%国産大豆です。
以前は一部に海外からのものを使っていましたが、国内産は海外のものに比べると粒が断然大きく、ふっくらとしていておいしい大豆です。
その中でも、現在使っている大豆は北九州産のフクユタカで、甘みの高いものです。
年度によって大豆の質に波があるため、その都度とうふ造りに適した大豆を選んでいます。
水-water-
京都は「隠れた水の都」とも呼ばれているのをご存知でしょうか?
京都盆地の地下には、古来より清浄で豊富な資源があります。
その水量は、琵琶湖の総水量に匹敵し、しかも半永久的に枯れないといわれています。
浅い井戸を掘れば簡単に良質の水が湧いてくる。
この環境が、豆腐や京野菜、茶、酒、染色などの独特の文化を育んできたのです。
当店では、現在でもその豊かな地下水を引き、
さらに磁気活水器を通して豆腐造りに利用しています。
磁気活水器によって活性化した水は、野菜などの鮮度を保つ効果、
活性酸素を低減する効果のほか、人体に吸収しやすい水になるなど様々な良い影響があります。
にがり-bittern-
当店では、輸入業者を経由し、チベット高原で採取される天然にがりを使っています。
チベット高原は『にがりの聖地』とも呼ばれています。
太古は海だったチベット高原にて何千万年もかけて自然結晶した塩化マグネシウムは高純度で97.7%
その結晶を麦飯石のフィルターに通し溶解度限界まで溶かしたにがりです。
良質のにがりは、塩化マグネシウムの含有量が多く、
逆に塩化ナトリウムの含有量が少ないものとされています。
扱っている天然にがりには、100g中
マグネシウム(Mg) 7,097mg
ナトリウム(Na) 133mg
が含まれていて、これをそれぞれ、塩化マグネシウム(MgCl2)、塩化ナトリウム(NaCl)に換算すると、
塩化マグネシウム(MgCl2) 約33710mg → 約 33.7g
塩化ナトリウム(NaCl) 約 338mg → 約 0.34g
となり、この数値は現在日本で流通しているにがりの中で最高のものです。